疲弊した現代国家、日本の再建の為の金融資本体制を政府任せではなく真の個人意識からの改革により安心して暮らせる日本社会に進化させる為 シュミレーション的に新世界を新しい秩序のあり方を提言するブログです

2010年8月31日火曜日

金融危機の末に

今回の円高を受けて日銀が市場への資金投入を20兆から30兆へ増やした
しかしこれが本当の中小零細企業へ融資されるだろうか?
景気を回復し売り上げの増加を見込めない中ではつなぎ融資でしかない
明日の命がただ一週間延びるだけに過ぎない
国債の受け手が国民の資産に頼らずにはこの日本は立ち行かなくなる
亀井大臣の連立もこれを睨んでのことであったように思うが
予想される国債の処理として日銀はさらに市場に資金投入を図り
それを利用して一般銀行に国債を買い受けさせる
そうした手段しか日本を支える手段はなくなってくるやもしれないが
それでは大衆の生活が向上することはない
あくまでも国内の景気が戻らない限り根本解決をみない

機軸通貨ドルの暴落を防いだ手段などには図ってかどうか不明だが 
ニューヨークの銀行とヘッジファンドが「ユーロ危機」に拡大したギリシャ危機のおかげで財務省は多くの負債を帳消しにすることができた。
金融メディアはヨーロッパの負債とユーロについてパニックを作り出すことで、
米財務省の金融不安を一時的にも改善したドルからユーロに逃げた個人資金や各国の中央銀行あわててアメリカ国債の購入に走った。しばらく持ちこたえる策に成功したともいえる
この現象は事あるたびスペインやアイルランドの負債でも演じられるかもしれない
最終的手段で国債が市場で売れなくなれば、最後の手段は連邦準備銀行がそれを購入せざるを得ないだろう。連邦準備銀行は国債を、新しい要求払預金口座ないしは当座預金口座を開設することで国債を購入するだろう。
政治的介入で外交によりドル債を持たせ最後にはデフォルトする破綻の道しかない
アメリカのマネーサプライはもはや収縮する術を知らない・・・そうなると米国内にハイパーインフレーションがそこに待ち受けている
ドルが基軸通貨として機能することができないほどの量が印刷されているのを世界的に知られればば新しい通貨制度に切り替える策を適用するかもしれない
無策であるならハイパーインフレにより大衆が食料を手に入れられない状況にでもなればパニックが日常茶飯事になるとアメリカが怖いのは銃を持つ社会であり暴動は容易の鎮圧しにくい国である。それを見越して米はFIMAを用意しているのか?